9_富山県氷見市_IMG_8135|Forest庵 - Ann(フォレスト・アン)|山梨県・長野県のアーボリスト/ツリーケア・伐採・剪定

富山県氷見市での杉の伐採作業:傾斜地での安全な伐採と最新の技術

こんにちは。樹木の剪定・伐採・ツリーケアを専門に行っている Forest庵 – Ann(フォレスト・アン) です。今回は、富山県氷見市で行った斜面に生えた杉の伐採作業をご紹介します。お客様からの依頼は、急な傾斜地に斜めに生えた杉を安全に伐採して欲しいというものでした。特に、直下に民家があり、クレーンが使えないという条件の中で、最新の注意を払いながら、複数のロープを駆使して作業を行いました。今回はその詳細と、どのようにして作業を行ったのかをお伝えします。


依頼の背景と課題

富山県氷見市の傾斜地に生えている杉は、斜めに傾いており、正直なところ伐採が非常に難しい状況でした。特に、杉の木が斜面に生えているため、切り倒す際に木がどの方向に倒れるか予測しにくく、加えて、杉の真下には民家があったため、伐採作業が失敗すれば民家に大きな影響を及ぼす可能性がありました。

お客様からは、どうしても杉の木を伐採してほしいという強い要望がありましたが、その安全性と作業方法については非常に慎重を期さなければなりませんでした。また、現場にはクレーンなどの重機が入れないため、手作業での伐採が求められるという特殊な状況でした。これらの要素が絡み合い、伐採作業は非常に高度な技術を必要としました。



作業計画と準備

このような危険が伴う伐採作業には、周到な準備が欠かせません。特に急傾斜地での作業は、通常の伐採作業に比べてはるかにリスクが高くなります。最初に行ったのは、現場調査です。どの方向に木が倒れるかを予測し、伐採を行うための最適な手順を決定しました。

今回は富山のチームと合流し作業を行いました。また作業では、ロープワークとテクニカルツリーケア技術を駆使し、木を慎重に制御しながら伐採を行う方法を採用しました。



作業の実施

作業に入る前に、まず周囲を確認し、作業エリアの安全性を確保しました。民家への影響を避けるために、ロープを複数本使用し、木が倒れる方向を完全にコントロールしました。この方法により、杉が倒れた場合にも民家への影響を最小限に抑えることができました。

  1. ロープを使った木の制御
    まず、木の上部にロープをセットし、樹木を複数のロープで支えながら、伐採を進めました。木を一度に倒すのではなく、枝を切り落として少しずつ木を軽くしていく作業を行いました。これにより、木の重量が少しずつ減り、倒れる方向を完全にコントロールすることができました。

    特に、急傾斜地での作業は非常に難易度が高いため、ロープワークを駆使し、木が予期しない方向に倒れないように注意を払いました。ロープの張り方や角度を調整し、木が倒れる瞬間に必要な力を加減することで、木を安全に切り倒すことができました。
  2. 複数人での連携作業
    今回の作業では、富山の仲間と合同で作業を行いました。複数の熟練した作業員がいることで、協力して効率よく作業を進めることができました。お互いに指示を出し合い、無駄な動きをなくし、作業時間を短縮することができました。また、チームワークを活かして、危険な部分でもお互いに確認し合いながら進めることで、安全に作業を行いました。
  3. 枝払いと段階的な伐採
    木を一気に倒すのではなく、段階的に伐採を行いました。上部の枝を切り落としていき、木の重量を減らし、倒れる方向を調整しながら作業を進めました。この方法で、万が一、木が倒れる方向が微調整を必要としても、最小限の力で方向を変えることができました。
  4. 安全対策と最終チェック
    作業が進む中で、常に安全対策を最優先しました。ロープの設置や枝の切り方を慎重に調整し、どのタイミングで木を倒すかを決定しました。また、作業前後に周囲の安全確認を行い、万が一の事態にも迅速に対応できる体制を整えていました。

作業を終えた後、木が安全に倒れ、民家への影響がないことを確認し、無事作業を終えました。


失敗が許されない場所でのロープワークによる伐採作業



作業後の成果

無事に作業を完了した後、お客様からは「民家への影響を心配していたが、安全に作業を終えてもらえて本当に安心した」とのお言葉をいただきました。また、周囲の住民にも事前に注意喚起を行い、作業中も安全を確保していたことに感謝の意を示していただきました。

今回は、急傾斜地での危険な伐採作業という難しい状況の中で、最新の技術と仲間との協力によって、安全に作業を進めることができました。お客様に満足していただける結果を提供できたことが、私たちにとって最大の喜びです。



Forest庵 – Annのこだわり

Forest庵 – Ann(フォレスト・アン) では、樹木の伐採作業において常に安全第一を心がけています。特に急傾斜地での作業や民家が近い場合など、特殊な状況下での作業には、最新の技術と経験豊富なスタッフを駆使して、最も安全で効率的な方法で対応しています。

  • 安全性の確保
    常に周囲の安全を確認し、万全の準備を行ってから作業を開始します。ロープワークや段階的な伐採など、危険を避けるための最善の方法を選びます。
  • 技術力とチームワーク
    複数の専門家が協力し合い、作業の精度を高めます。チームワークを駆使して効率よく作業を行い、安全を確保します。
  • 最適な伐採方法の選定
    木の状態や周囲の環境に合わせて、最適な伐採方法を選びます。無駄のない方法で、効率よく安全に作業を完了させます。


まとめ

今回の富山県氷見市での伐採作業では、急傾斜地での安全な作業を実現するために、最新のロープワーク技術と経験豊富なスタッフとの協力で、無事に作業を遂行しました。Forest庵 – Ann(フォレスト・アン) では、どんな難しい状況でも、安全に、そして確実に作業を行っています。

拠点は山梨県ですが、富山県や長野県、静岡県などでも多くの仕事を担当させていただいています。

もし、同様の伐採作業や樹木の管理が必要であれば、ぜひご相談ください。専門的な技術と経験を活かし、最適な方法で作業を進めさせていただきます。

安藤さんアップ||Forest庵 - Ann(フォレスト・アン)|山梨県・長野県のアーボリスト/ツリーケア・伐採・剪定(甲府, 富士吉田, 都留, 山梨, 大月, 韮崎, 南アルプス, 北杜, 甲斐, 笛吹, 上野原, 甲州, 中央, 市川三郷町, 早川町, 身延町, 南部町, 富士川町, 昭和町, 道志村, 西桂町, 忍野村, 山中湖村, 鳴沢村, 富士河口湖町, 小菅村, 丹波山村)

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代表 安藤 祐樹

認定樹護士アーボリスト、森林インストラクター、森林活動ガイド

「森と共に 木と友に 生きていく」をテーマにアーボリストとして活動しています。国際アーボリストの認定資格を持ち、樹木の管理や治療など樹木に関する幅広い知識と技術があります。山梨県、長野県を拠点に剪定や伐採など、樹木に関するあらゆる業務を行っています。周囲の自然環境に配慮した剪定や伐採、樹木を生かすための提案やアドバイスもしています。

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