こんにちは。山梨・長野エリアで剪定・伐採・ツリーケアを専門に行っている Forest庵 – Ann(フォレスト・アン) です。
今回は、山梨県北杜市小淵沢町にある別荘地で行った シラカバ2本の伐採・剪定作業 についてご紹介いたします。電線の存在や母屋への接触リスクがある中で、安全かつ丁寧な対応が求められる現場でした。
ご依頼内容|電線と屋根に接する危険木の伐採
景観の綺麗な北杜市の別荘地で敷地内にあるシラカバの木が2本、電線の近くまで伸びてしまっており、通常の伐倒ができない状態でした。さらに、片側の木は母屋側に傾いており、枝葉が屋根の上にまでかかっている状態でした。
母屋には 天窓が設置されているため、小さな枝の落下すらも避けたい。
このように、一般的な伐採方法では建物や電線を損傷する恐れがあり、高所での吊り下ろし作業を含む高度な対応が必要となる状況でした。

作業エリア:山梨県北杜市小淵沢町|自然豊かな別荘地
今回の作業現場となった 山梨県北杜市小淵沢町 は、八ヶ岳南麓に位置する自然豊かなエリアです。高原リゾート地としても知られ、多くの方が別荘やセカンドハウスを所有しています。
しかしながら、標高が高く、日照や降雪の影響で木々の成長が早く、数年放置するだけで枝葉が広がりすぎたり、傾いてしまったりすることがあります。
また、別荘地では電線や隣地との境界が近い場合も多く、今回のように専門技術を必要とするケースが頻繁に発生します。
作業内容|高所作業+吊り下ろしによる安全な伐採
① 現地確認・安全対策の徹底
まずは現地を丁寧に確認し、以下の点を重点的にチェックしました。
- 木の傾き具合と重心の位置
- 枝の広がりと屋根との接触状況
- 電線の位置と距離
- 作業スペースの確保と安全導線の確立
危険が伴う作業であるため、ロープと安全帯を用いた高所作業体制を整えたうえで、近隣への配慮も忘れずに作業を進めました。
② 小枝から順に切断・吊り下ろし
屋根の天窓に傷をつけないよう、極力小さな枝から順にカットし、ロープで地上へ吊り下ろす方法を取りました。細心の注意を払いながら、次の手順で作業を進めました:
- 上部から少しずつ枝を切断
- ロープで静かに地上へ吊り下ろし
- 重心の移動を確認しつつ幹の伐採へ移行
1本目は母屋側に傾いていたため、特に重心のバランスに注意しながらの作業でした。

③ 最終的に伐倒|電線に接しない高さまで調整
すべての枝葉の処理が完了した後、幹の高さを慎重に調整し、電線に接触しない範囲で安全に伐倒を行いました。倒す方向とスペースをしっかり確保したうえで、無事に作業を完了させることができました。

作業時間と仕上がり|1日で完了
複雑な作業ですが、経験豊富なため作業は1日で完了です。現場では常に安全第一を心がけつつ、作業スピードと確実性の両立を図りました。

お客様の声
「屋根の天窓にも配慮した、非常に丁寧な作業をしていただき感謝しています。難しい条件の中、安全に作業をしていただき本当にありがとうございました。」
このようなありがたいお言葉をいただき、スタッフ一同大変励みになりました。
まとめ|別荘地や高所作業の伐採・剪定はForest庵 – Annへ
Forest庵 – Ann(フォレスト・アン) では、山梨県北杜市をはじめ、長野県茅野市や南アルプス市など周辺地域での 伐採・剪定・ツリーケア作業 を多数行っております。
特に今回のような、「電線や屋根に接している危険木の伐採」「傾斜している木や建物に接近している樹木の管理」「別荘地の定期的な樹木メンテナンス」といった特殊なご依頼も、安全第一・丁寧な作業で対応しております。