こんにちは。剪定・伐採・ツリーケア専門のForest庵 – Ann(フォレスト・アン)です。
今回は山梨県北杜市大泉町にて、隣家の屋根にかかる白樺(シラカバ)の伐採作業を行いましたので、その詳細をご紹介いたします。
「木の管理が必要だけど、誰に頼めばいいか分からない」「狭い場所でも対応してくれる業者が見つからない」
そんなお悩みをお持ちの方にとって、今回の作業事例が参考になれば幸いです。
ご依頼の背景
今回ご相談いただいたのは、大泉町の住宅地にお住まいの方から。
「敷地と隣地の境界にある白樺が、上の方で隣家側に傾いているので、一度見てほしい」とのご連絡を受け、現地調査に伺いました。
対象となった白樺は、樹高約10m以上の中木で、生長とともに枝葉が隣家の屋根にかかりはじめている状況。また、木の根元をよく見ると、内部に虫が侵入した形跡がありました。
この時点で、以下の3つのリスクが考えられました:
- 木が傾いていることによる倒木リスク
- 虫害により根元からの折損の可能性
- 剪定をしても日照不足で白樺が枯れてしまう恐れ


剪定か伐採か?現地での判断
白樺は陽樹(ようじゅ)といって、日光を好む樹種です。今回のように周囲に高木が密集している環境では、剪定で高さを抑えても十分に光が届かず、時間をかけて弱っていく可能性があります。
さらに、根元に虫が侵入しているという点は、木の健康状態としては深刻です。中が空洞化していた場合、風や雪の重みで突然倒れるリスクも高くなります。
お客様と相談のうえ、安全面と将来的な維持管理の手間も考慮して、今回は「伐採」という判断をさせていただきました。
伐採作業のポイント
今回の作業では、特に注意が必要な点がいくつかありました。
● 真下に浄化槽がある
対象の白樺の真下には家庭用の浄化槽が設置されており、伐採した枝や幹が落ちると浄化槽が破損するリスクがありました。
● 枝が隣家の屋根にかかっている
枝の一部はすでに隣家の屋根の上まで伸びている状態だったため、伐採の際には屋根に触れないように配慮が必要でした。
このような狭所かつ接近した住宅環境では、木を根元から一気に切り倒すことはできません。
そこで、今回はクライミング技術(ロープワーク)を用いた伐採方法を選択。樹上から徐々に枝を分割しながら吊り下ろし(リギング)を行い、安全に地面まで降ろしました。


まとめ
今回は、山梨県北杜市大泉町での白樺伐採作業の実例をご紹介しました。
周囲の環境や樹木の健康状態によって、剪定で済む場合と伐採が必要な場合があります。特に住宅地や別荘地では、安全面を第一に判断することが重要です。
今後も地域に密着した樹木管理を通して、皆様の安心・安全な暮らしを支えていきます。
Forest庵 – Ann(フォレスト・アン)では、今回のように
- 重機が入れない狭い場所住宅
- 別荘が密集する市街地・別荘地
- 浄化槽や屋根など周囲に繊細な構造物がある場所
でも対応可能です。
アーボリスト(樹護士)の技術を活かし、木に登って直接作業を行うため、大型機械がなくても安全かつ効率的に伐採・剪定ができます。
▼家が密集し危険な場所でも、安全かつ綺麗に迅速に作業を完了します。

山梨県北杜市・大泉町での伐採や剪定はお任せください
Forest庵 – Annでは、山梨県全域(特に北杜市・甲斐市・韮崎市など)や、長野県との県境地域にて数多くの実績があります。
今回のように、
「隣家に木がかかってしまっている」
「虫が入って枯れそう」
「危ないから伐採してほしい」
といったご相談も増えております。
まずは現地を拝見させていただき、お客様にとって最も安全で無駄のない方法をご提案いたします。
お見積りは無料ですので、お気軽にご連絡ください^^